HOME » エッセイ » バックナンバーリスト » 茶畑ジャスミン のエッセイ

茶畑ジャスミン のエッセイ

盲腸の疑い その6

 憩室炎に病んだ年末。年明けには、晴れて、完治のはずが・・・。

★疑い・・・★

 さて、今回の診断は、あくまで「憩室炎の疑い」だそうだ。
 医師曰く、「CTでは、憩室がありそうで、そこが炎症を起こしているようだと、画像から想像したに過ぎない。実際のところは、目で見ないと判断が付かない。」とのことだ。
 「内視鏡で憩室がみつかって、炎症の痕でも確認できれば、確実にそれが原因だったとわかるけど、まだ疑いなので、別の原因がないとは限らない。すぐでなくてもいいけど、一度、内視鏡検査を勧めます。」とのこと・・・。
 いやいや、やっと治ったのだから、しばらくは、放っておいてくださいよぉ〜。
 「では、そのうちに・・・。」とお茶を濁して帰ろうとしたが、首根っこを捕まえられている気がして、「すぐでないとしたら、いつくらいメドですか?」と、仕方なく聞いてみると、「まぁ、3ヶ月以内ですね。」うっ、それは・・・、ほとんど、「すぐ」じゃないですかぁ。だったら、たった今、予約しますよぉ〜。
 結局、当月中に内視鏡検査を予約して、まだ、検査生活は続く。

★医師の言葉★

 医師との会話といえば・・・、以前、「99%大丈夫です」といわれ、ほとんど大丈夫な気になっていたら、「100人にひとり、病気が見つかります」と続けられ、ホントの意味のきっかり99%だったということが判明したことがあった。
 100人にひとりって、相当に高い確率ですよぉ。怖い怖い・・・。医師が言う数値は、感覚的に捕らえてはいけないことを知った。「万が一」と言ったら、1万人にひとりはいるってことね。

★内視鏡検査キット★

 その日、検査準備のための薬を受け取って帰ることになった。
 以前、一度だけ同じ検査を受けたことがあるが、そのときは、前の晩に下剤だけ飲んで、病院に行き、続きの準備は、病院内でやったけど、ここは、家で準備を終わらせてから来院するのが一般的なようだ。
 確かに、ひたすらトイレとの往復になるので、家にいた方がリラックスできるし、横にもなれて楽だ。準備というのは、腸を洗うため、薬剤の入った大量の水を飲んでは、何度もトイレに行って、便を出し切ることだ。これだけでも宿便が取れて、毒素が排出されそう。
 この日、「経口腸管洗浄剤」なるビニール袋状の粉末入りの薬と、それに入れる薬剤、前の晩に服用する下剤と、3点セットを処方される。腸管洗浄剤の袋には、水が2リットルほど入るようになっている。

★検査前日★

 前日は、胡麻とかコーンとか消化の悪いものを避け、夜9時までに食事を終え、下剤を服用する。粉末が解けにくいということで、明日服用する腸管洗浄剤の袋に半分ほど水を入れて寝る。

★検査当日★

 当日は、もちろん、検査が終了するまで食事抜き。検査は午後3時からだが、通院時にはお腹が落着いている状態になるよう、午前中から腸管洗浄剤を飲み始める。
 前回のときには、下剤が効きすぎて、一晩中トイレに篭って、具合が悪すぎて、とてもじゃないけど病院まで辿り着けないというくらいひどい目にあったが、今回は、そこまでひどくはない。
 2リットル分作った洗浄剤を少しずつ飲んでは、トイレを行き来し、準備を進める。家にいると、他のこともいろいろできて、気が紛れるし、合理的だ。2時間くらいで飲みきって、その後、出し切る。
 午後2時、そろそろ、病院へ移動しよう。顔色などの容態をチェックするために、マニキュア、化粧は禁止だそうだ。確かに、入院患者って、皆、すっぴんかも。
 一応、入院準備もしておく。なぜかというと、小さいポリープなどがみつかった場合、その場で、取ってしまうらしいが、その場合、病院の方針で、1泊入院となるらしい。腸の病気だったのだから、相当な確率でポリープがみつかったりするんじゃないだろうか。不安がよぎる。(続く)